遠距離から近距離、表層から底付まで探知性能が向上
古野電気株式会社(兵庫県西宮市)は2014年8月21日、国内外の漁船および官公庁船に向けた全周型カラースキャニングソナー「FSV-25」を発売した。
(画像はプレスリリースより)
新開発の低周波素子を採用し、信号処理能力や送信出力などを高めることで、従来比約1.3倍の探知距離を実現。より遠距離の魚群を探知できるため、さらに効率的な探索が可能となる。
省スペースなダブル上下装置を開発、2周波装備も可
また、「雑音抑圧機能」や距離分解能を向上させる「FMパルス圧縮技術」を搭載し、海面や海底付近の魚群から高速で泳ぐカツオやマグロなどの単体魚まで、幅広い魚種の探知に対応。
海面や海底からの反射や、プランクトン映像など魚群探知を妨げるエコーを極力排除し、魚群を鮮明に表示する。
そのほか、船底から突出する送受波器上下装置の作動時間を短縮、任意の位置で停止させる機能を搭載するなど、漂流物への接触などによる海難事故を抑止する。そのほか詳細はウェブサイトで。
スキャニングソナーの新製品「型式:FSV-25」- ニュース総合 - ニュース - 古野電気(フルノ) FURUNO
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