太陽電池を組み込んだアルミ型材タイプのルーバー
三協立山株式会社および三協アルミ社はアルミ型材ルーバーに、太陽電池モジュール(太陽電池パネル)を組み込んだ「太陽電池一体型目隠しルーバー」のシリーズに新型の「205タイプ」を発売すると発表した。
(画像はプレスリリースより)
ルーバーとは羽板と呼ばれる細長い板を、すき間をあけつつ枠組み内に並行に組み上げ、風、雨、光、埃、視界などを選択的に遮断および透過するものである。
製品の特長
この製品は、外からの視界をさえぎる目隠しルーバーとして使用している製品に太陽光パネルを一体化することにより、発電をしながら、屋外の外観をスッキリと見せることができる多様性のある商品である。
ほかにも、断面形状が同じで太陽電池がない一般ルーバーも用意されているためそれらを組み合わせた際も統一した外観に仕上げることもできる。
これは屋上や階段、壁面部などの設置もできるため、既存の建物にも取り付けることが可能であり、リフォームにも対応できる。
ほかにもこのルーバーは、2011年発売の従来型「175タイプ」と設置角度は同じだが、サイズや太陽電池パネルのセル角を大きくしたためより発電効率がアップしている。
くわえて、傾斜角度を83°に設定しているため、一般住宅に設置する標準架台型である傾斜が30°のものに比べて発電効率が13%アップしている。傾斜があるため降雪地域にも対応が可能だ。
三協アルミ ニュースリリース
http://alumi.st-grp.co.jp/