前年同期比28%増の2970億ドル
総合不動産サービス大手のJLLグループ(本社イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者コリン・ダイアー、ニューヨーク証券取引所 JLL、以下:JLL)は世界の不動産投資額をレポートにまとめた。
レポートによると、2014年第2四半期の世界の商業用不動産投資額は、前年同期比28%増の1580億ドル、2014年上半期の投資額は、前年同期比28%増の2970億ドルとなった。
日本の2014年第2四半期の商業用不動産投資額は、前年同期比18%減の84億ドル(円建てでは15%減の8530億円)、2014年上半期の投資額は、前年同期比1%減の206億ドル(円建てでは6%増の2兆1010億円)となった。
JLLは、2014年通年の世界商業用不動産投資額の見通しを、6500億ドルから7000億ドルに上方修正をした。
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最も投資活動が活発だった地域は
2014年上半期において最も投資活動が活発だった地域は、アメリカ大陸で、前年同期比44%増の1290億ドルだった。EMEAも好調で、前年同期比37%増の1130億ドルとなった。
アジア太平洋地域の投資額は前年同期比8%減の550億ドルとなった。ただし、2014年第2四半期の取引額は320億ドルで前年同期比38%増となった。
JLLホームページ
http://www.joneslanglasalle.co.jp/japan/ja-jp/news/141/GCF-2014Q2