若者の Facebook離れ、その実態は!?
フォレスターの新たな調査によれば、これまで寄せられていた「Facebookは10代の若者の間では見放された存在」とする結論は、大げさな誇張であったことが分かった。
Facebookはフォレスターが米国で4500名以上の10代(12~17歳)で実施した調査においてで実施した調査において人気のあるソーシャルネットワークサイトに選出された。
同調査によれば、調査対象の4分の3以上はフェイスブックを評価しており、Pinterest、Tumblr、Snapchatの2倍、 Facebook参加のInstagramとWhatsAppを合算した数値をを上回る値となっている。
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Facebookが直面する問題とは
Facebookは10代の若者の集団に対して影響力が無いというイメージ問題に直面している。過去の調査には同サイトは10代に対してアピールすることは適していないと結論付けられてきた。
昨年10月には同社のCFOであるDavid Ebersmanは第2四半期から第3四半期にけけてローティーンにおける Facebook利用が減少していることを言及していたが、11月には同社COOのSheryl Sandbergは「 Facebookには米国の大部分の10代若者が登録しており、この大部分の10代はほぼ毎日フェイスブックを利用している」と懸念を退けていた。
10代の若者を獲得できているということはソーシャルネットワークとして単にクールな存在であるというだけではなく、サイト経由で宣伝された製品やサービスの売り込みが可能なユーザーを獲得できているという決定的な意味がある。
なお、24日付けのVentureBeat電子版では以下のように報じている。
昨年12月のEuropean-Unionの調査によればティーンエイジャーはすでに Facebookを見捨てているとされていた。また今年1月に行われた別の調査によれば2011年以来、現在までに Facebookは330万人もの10代の会員を失ったとされていた。ただフォレスターのアナリストである Nate Elliott氏によれば十代の落ち込みは現状において改善されているとのことだ。(Venture Beatより引用)
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