関東一の祇園祭!
埼玉県熊谷市にて、7月20日(日)より3日間の日程で、
八坂神社の例祭「熊谷うちわ祭」が開催される。関東一の祇園祭と称されるほど絢爛豪華な12台の山車と屋台が、熊谷囃子と共に市街地を練り歩く、熊谷市最大の祭りとなっている。
この祭りの一番の見所は、クライマックスを迎える3日目の夜となっている。各所で引き合わせ叩き合いを繰り広げた後、全ての山車と屋台がお祭り広場に集結し、「曳合せ叩き合い」を行う。勇壮なお囃子と歓声が夜空に響きわたり、祭りは大いに盛り上がる。
その後、行宮(お仮屋)にて、年番送り、還御発輿祭を行い、御輿を本宮まで担ぎ送る。 なお、一般的には、7月20日~22日の3日間を祭りの日程としているが、19日は八坂神社(本宮)にて遷霊祭(非公開)、23日は八坂神社(本宮)にて還御着輿祭を実施している。
祭りの由来
うちわ祭と言っても、祭りでうちわを使用する訳ではない。かつて、祭りの際に厄除けの意味で赤飯を振る舞う事が祭りの名物(熊谷の赤飯振る舞い)となっていた。
しかし、料亭「泉州」が、当時の生活必需品の渋うちわを配るようにしたのが評判となり、各商店で赤飯の代わりにうちわを振る舞うようになったのが由来となっている。また、買い物以上に高価なうちわを振る舞う事から、『買い物は熊谷のうちわ祭の日』とも言われていた。
熊谷うちわ祭 ホームページ
http://uchiwamatsuri.com/熊谷市 ホームページ
http://www.city.kumagaya.lg.jp/