糖尿病領域における啓発活動等に関して
サノフィ株式会社(以下、サノフィ)と武田薬品工業株式会社(以下、武田薬品)は6月30日、日本国内における糖尿病領域における啓発活動等に関する協力体制の構築に関する契約を締結したことを発表した。
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3つの側面でのソリューションの創出を目指す
サノフィと武田薬品は糖尿病治療における長い歴史の中で、数多くの糖尿病治療薬を上市し、豊富な知見と経験を長年にわたり積み重ねてきた。
両社は今回の協力体制の構築により、多くの治療提案や情報提供を医療関係者に対し、一方で糖尿病患者にとっては幅広い疾患啓発活動が可能になると考えている。
そこで両社は、「糖尿病患者さんや医療関係者から最も信頼されるパートナーとなる」というビジョンを掲げ、3つの側面でのソリューションの創出を目指すこととなった。
医療関係者への、糖尿病診療における総合的な情報提供。糖尿病患者さんへの、食事・運動療法の重要性、適正な服薬に関する情報提供によるサポート。一般市民への、糖尿病の疾患知識および糖尿病発症予防の為の生活習慣の改善等の啓発の3点となる。
サノフィの代表取締役社長ジェズ・モールディング氏は今回の提携に関して、
この連携を通じ、患者支援の改善に向けた新たなアプローチを創出することで、日本の糖尿病診療の発展に貢献してまいります(プレスリリースより引用)
と述べており、一方で武田薬品の取締役医薬営業本部長岩﨑真人氏は
今回、素晴らしいパートナーを得たことで、患者さん個々の病態に応じた糖尿病治療の実現に向けて、より一層貢献できるものと確信しています(プレスリリースより引用)
と述べている。(伊藤海)

サノフィ株式会社 プレスリリース
http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/