10台の豪華絢爛な山車・屋台が巡行
成田に夏の訪れを告げる「成田祇園祭」が、7月4日から7月6日まで開催される。
大日如来をご尊体とした成田山の御輿の渡御と併せ、成田山とその周辺の9町内、合計10台の豪華絢爛な山車・屋台が、賑やかなお囃子の音色や威勢のよい掛け声とともに、成田山へと続く参道を中心に巡行し、成田の街はお祭りムード一色に染まる。
「山車・屋台 総引き」や“夜の祇園祭”などが見どころ
「成田祇園祭」は、成田山新勝寺のご本尊「不動明王」の本地仏である「奥の院大日如来」の祭礼「成田山祇園会(ぎおんえ)」に併せて開催されてきた、約300年の伝統を誇る祭り。
毎年約45万人の見物客が訪れる成田の一大イベントで、見事な彫刻や装飾で彩られた10台の山車・屋台と御輿1台が繰り出し、3日間にわたって成田山表参道やその周辺一帯を巡行する。
最終日6日、成田山表参道仲町の坂を山車・屋台が駆け上がる「山車・屋台 総引き」(13:00~)では、引き手たちによって山車・屋台が威勢よく坂道を駆け上がり、見どころのひとつ。
また、照明でライトアップされ山車・屋台が成田山表参道に集結し夜遅く(4日・5日は21時、6日は22時頃)まで引き廻される“夜の祇園祭”昼間とは違った印象を醸し出し、大勢の来訪者と山車・屋台の往来で熱気に包み込まれ、祭りを堪能することができる。
成田市観光協会 「FEEL成田/成田祇園祭」
http://www.nrtk.jp/news/gion/