ナノサイズ、聞いたことがありますか?
ナノとは、基本になる単位の10億分の1であることを示し、とても小さいサイズを意味します。
エマージング・ナノテクノロジー・プロジェクトは、このナノサイズの金属粉が着色料などとして使われ、アメリカのスーパーマーケットに並ぶ食品96種から検出されたことを明らかにしました。
(画像はイメージです)
金属が食品に、健康には大丈夫?
二酸化チタンは、通常着色料として使われています。しかしナノサイズで使われていることが、健康に対しての疑問を投げかけています。
2008年にはこのナノサイズの二酸化チタンが使われていた食品は8つにとどまっていましたが、わずか6年の間にその数は、10倍近くにまでなっています。
2011年には米国立労働安全衛生研究所が、二酸化チタンのほこりが充満する環境おかれていた労働者が肺がんのリスクに直面しているケースを調べました。研究所は、ナノフォームである二酸化チタンが充満する環境で過ごす時間を制限することで対応しました。
FDA(アメリカ食品医薬品局)は、二酸化チタンなどをナノフォームで使うことに、疑問を感じながらも、いまだに対策をとっていません。
知らずに、食べているのがこわい!
二酸化チタンのナノフォームと肺がんリスクの関係が疑われる中、二酸化チタンのナノフォームが着色料として使われている、ヨーグルトやチーズ、チョコレートを食べ続けていて本当に大丈夫かという疑問と不安があります。
ナノフォームである着色料などが、食品に使われるペースは速くなってきています。消費者は、FDAが何らかの対策をとってくれるのをじっと待つしかないのでしょうか。

マザー・ジョーンズ
http://www.motherjones.comブリストリ-・ドットコム
http://www.blisstree.com/2014/05/29/プリベンション
http://www.prevention.com/food/smart