コンセプトは「生活時間の最大活用」
愛知医科大学病院が9日の新病院開院に合わせて、外来患者案内システムの運用を開始したと、システム提供元の富士通が27日に発表した。
(画像は愛知医科大学病院ホームページより)
新病院は900床の病床を有しており、コンセプトは「生活時間の最大活用」。待ち時間の有効利用を実現するため、外来患者1人ひとりの当日の診察・検査予定表、待ち人数、診察室や検査室などのほか、病院からのメッセージも配信できる富士通の外来患者案内ソリューションも採り入れた 外来患者案内システムを運用開始した。
端末の自動貸し出し装置で自動受付も可能
同病院が以前から活用している富士通の電子カルテシステムと無線携帯端末「NAVIT V02」を連携。医療の質や安全性の向上、患者向けサービスの向上と業務の効率化が目的だ。
外来患者案内システムは、富士通の電子カルテシステムと無線携帯端末「NAVIT V02」2500台が連携。重さ約139グラム、はがきサイズの無線端末で、5インチの電子ペーパーを搭載。外来患者は、初診時は初診手続きと合わせて端末を窓口で受け取り、再診時は新たに導入した端末の自動貸し出し装置による自動受付で端末を受け取る。

愛知医科大学病院
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