近畿圏のマンション市場動向
株式会社不動産経済研究所は、2014年4月度近畿圏の「マンション市場動向」を発表した。
調査対象地域は、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の2府4県だ。
(画像はプレスリリースより)
5月の発売戸数は約1,400戸の予定
2014年4月の新規発売戸数は1,222戸。前年の同月と比較して9.3%減、前月と比較すると33.9%減となった。地域別発売戸数は大阪市部が394戸、大阪府下が163戸、神戸市部が134戸、兵庫県下が108戸、京都市部が355戸、京都府下が52戸、奈良県が11戸、滋賀県が5戸だ。
1戸あたりの価格は3,430万円で1平方メートル当りの単価は49.1万円。前年の同月と比較すると戸当り価格は3万円減、平方メートルの単価は1.4万円減少した。
新規発売戸数に対する契約戸数は908戸で、月間契約率は74.3%。前月と比較すると3.5ポイントのダウン、前年の同月と比較するとポイントのダウンした。
地域別契約率は大阪市部75.9%、大阪府下64.4%、神戸市部85.8%、兵庫県下58.3%、京都市部74.6%、京都府下92.3%、奈良県72.7%、滋賀県100.0%である。
即日完売は8戸であり、全体の0.7%。フラット35の登録物件戸数は789戸だ。
4月末現在の継続販売在庫数は2,039戸で、2014年3月末と比較すると15戸減少した。なお、5月の発売戸数は約1,400戸を見込んでいる。

近畿圏のマンション市場動向(4月)
http://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/167/