被害報告多数のなりすましECサイト
1日、セーファーインターネット協会が事務局を務める、なりすましECサイト対策協議会は、ECサイト事業者にむけた啓発サイト「なりすましECサイトに注意!」を開設した。
なりすましECサイトとは、実在するECサイトの屋号や商標、使用している画像などを模倣するWebサイトを指し、消費者を誤認させて商品代金をだましとったり、購入しようとした品と全く異なる物を送りつけるなどの被害が発生している。消費者はもちろん、なりすましを受けたECサイト運営者も、売り上げや信頼を大きく失うこととなる。
具体的な対応策も掲載
クリスマスや年末商戦に向けて被害増加が予想される時期に注意を促すため、「なりすましECサイトに注意!」では被害実態調査アンケートを公開。被害の実態や企業の対策事例を紹介している。
また、「サイトの目立つところに注意喚起のお知らせを掲示する」といった具体的な対応策や、問い合わせ対応の際に参考となるマニュアルなども掲載し、ECサイト事業者の取り組みを支援。
「なりすましECサイト対策協議会」は、なりすましECサイトの被害防止を目的として2014年8月に設立。ECサイト事業者や関連団体・機関によって構成されており、関係省庁もオブザーバーとして参画している。
(画像は「なりすましECサイトに注意!」より)

プレスリリース
http://www.saferinternet.or.jp/info/722/