ミシュランも「東海」と表記
フランスの大手出版社、ラルース社とミシュラン社の出版する地図で、相次いで日本海に対して「東海」という韓国名が併記された。
ネット上の地図では『Sea Of Japan』昔の地図が発見された?
同ニュースは、韓国中央日報や朝鮮日報などで報じられたもの。
ラルース社が出版した2012年版「ラルース小百科事典」では、「東海」にあたる「MER DE L'EST」が「日本海」にあたる「Mer du Japon」より先に表記されている。
レストランガイドブックで有名なミシュラン社も、観光ガイドブックなどで「東海」を併記した。
朝鮮日報の取材に対し、ラルース出版社の担当者は「東海と表記された昔の地図などが相次いで発見されたため」と答えたという。
韓国側は日本海の名称問題が議題にされる4月のモナコ国際水路機構(IHO)総会にも好影響があるものと期待する。
またしても遅い外務省の対応
今回の表記について、外務省の対応はいっさい見えてこない。
出版社がこういった表記を行うのは、一種の意見表明である。これをただし、日本の権益を守るのは、当然の責務だ。
ラルース社が根拠とする「昔の地図」がなにものか、検証することも必要だ。
タイヤメーカーが親会社につくミシュランについては、今後、民間レベルでもボイコット運動などを行うべきだろう。
タイヤの不買が簡単だが、ガイドブックで「星」をもらった外食産業が返還する、というのもインパクトが大きい。
◆viamichelin.com
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