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2024年11月24日(日)
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【コソボ続報】プリシュティナのかわりにベオグラード

【コソボ続報】プリシュティナのかわりにベオグラード

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99.7%の有権者がコソボを否認
コソボ北部において14日から2日間にわたる住民投票が行われた。「コソボ共和国を承認するか?」をテーマに実施された住民投票は、99.74%の有権者がアルバニア人による政府を否認した。

わずか69人のコソボ・セルビア人が「はい」に投票。35,500人の有権者のなか、投票率は75%だった。選挙管理委員会の情報をもとに、ニュースエージェントの「Beta」がベオグラードで報じた。

北コソボ
Image:コソボの国旗/xcaballe
セルビアの反応
セルビアのコソボ担当相ゴラン・ボグダノビッチ氏は、
「住民投票は、国民の意志を乱用する典型的な例である。」
と、批判した。

ベオグラードのテレビ局B92放送の視聴者からは、
「約2万人の人たちが、セルビアを引っ張っていこうとしている。」

というコメントがあったことを、独シュテルン誌が16日、伝えた。約1400人のセルビア市民が、インタネート上でこのコメントに同意している。

北コソボ
Image:Pascal Mages
欧州連合(EU)の反応
北コソボのセルビア系住民による住民投票は、欧州連合(EU)仲介のもと行われている、セルビアとコソボの間の対話を中断させる意味もあった。だが、その意思とは反対に、2か月間の中断の後、今月21日にブリュッセルにおいて、再び対話が実施されることとなった。

欧州連合は、この住民投票を無意味とみている。欧州連合外務・安全保障政策上級代表のキャサリン・アシュトン氏は、
「住民投票は解決策ではない。対話と協議を通じて、解決策を見つけるべきである。」
と、語った。

不明な点は、セルビアとコゾボの間の和解プロセスに、投票の影響があるかどうかである。投票結果の意味を簡単に捨て去ることはできない。

セルビア政府は、欧州連合(EU)への加盟候補資格への影響はない、と断言。セルビアは、コソボと妥協案を締結しなければ、3月に加盟資格を得られないのである。

外部リンク

シュテルン誌(Stern Online)
http://www.stern.de/politik/ausland/referendum-im-kosovo-serben-stimmen-mit-997-prozent-gegen-pristina-1787449.html

シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/ausland/0,1518,815730,00.html

【コソボ】コソボ北部で住民投票が開始「コソボ共和国を承認するか」
http://www.net--election.com/news_arliv2Hv0A.html?right
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