自殺対策キャッチフレーズを撤回
内閣府が作成した自殺対策強化月間のキャッチフレーズ「あなたもGKB47宣言!」について、岡田副総理は7日の会見で撤回することを発表した。
300万円かけて作成したポスター25万枚も、回収して廃棄するという。
蓮舫、秋元康もからむ電通利権
問題のキャッチフレーズは、人気アイドルグループAKB48にひっかけて作成された。
GKB47の「GK」はゲートキーパー(自殺を止めるべく見守る人)を意味する。また「47」は47都道府県を表す。
「B」は「ベーシック」の略だと言うが、AKB48に似せるために無理矢理つけたものとしか思えない。なんともザックリした強引さのみが感じられるコピーだ。
発表当初から、「GKBはゴキブリの略として定着している」とする批判などが集まり、税金を無駄遣いするだけに終わった。
この無駄遣いに「仕分けの女王」こと蓮舫氏が絡んでいる。さらに本家AKB48のプロデューサー秋元康氏から電通にいたる政府広報利権の絡む案件と見る向きがある。
電通人脈の大失敗
6日の参院予算委員会では、民主党の松浦大悟氏が同キャンペーンについて「ひどすぎるのではないか」とただした。
これに対してキャンペーンを主導する厚生労働省の村木政務官は「一定の理解を得ている」と答弁した。
ネット上では、厚労省大臣官房総務課広報室矢野高行氏が電通社員であることから、今回の「無駄遣い」について、電通の責任を問う声も高まっている。
◆msn
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120206/plc12020623420014-n1.htm◆共生社会政策
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/index.html