拘束、絶食で「治療」
南米エクアドルで、同性愛を「治療」するとするクリニックが政府による摘発を受けている。26日のCNNが伝えた。
多くのクリニックでは「治療」と称して同性愛者を長期間拘束する、絶食を強いるなど、さまざまな虐待が行われていた。
カトリックの教義では「異常」と定義
同性愛に対する見方には、宗教的な定義付けが関わることが多い。宗派によって差異はあるが、イスラム教では一般に「ハラーム(禁止項目)」とされ、イランなどでは死刑に処されることもある。
キリスト教、特にカトリックでは罪深いものと定義する。同性同士の性行為は生命の恵みから遠ざけるものである、として「罪」であり、同性に欲求を抱くことは「異常」とされる。
CNNが記事の中で紹介したエクアドルのケースでも、同性愛者の家族が「治療」を望んでクリニックに入所させている。
エクアドル政府は同性愛を疾病と認めていないため、「治療」は違法と言明している。
◆CNN
http://www.cnn.co.jp/world/30005408.html?ref=ng◆イスラーム教徒による性的マイノリティー迫害 wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/イスラーム教徒による性的マイノリティー迫害