京都御所とは
京都御所は、鎌倉時代中期から明治維新後に天皇が現在の皇居へ戻るまでの間、歴代の天皇が住み、執務を行っていた御所である。
現在、京都御所は国有財産となっており、宮内庁が管轄している「皇室用財産」とされている。京都御所は、大正天皇と昭和天皇が即位の礼を行った場所でもある。
京都御所には、正面の建礼門、即位の礼などが行われていた紫宸殿、天皇の居所兼執務室であった清涼殿などがある。正面の建礼門は、天皇や国賓が来場した時や、春と秋に行われる一般公開の時など、特別な行事の時以外は開門されない。
一般公開の概要
京都御所の春季一般公開は、平成24年4月4日から4月8日までの5日間行われる。入門時間は午前9時から午後3時30分までで、最終退出時刻は午後4時15分となっている。参観者は、宜秋門(ぎしゅうもん)から入り、清所門(せいしょもん)から出ることになる。
普段、京都御所を参観するには、宮内庁へ参観申請をしなければならない。しかし、今回は春季一般公開であるため、この申請が不要である。申請を出せずに参観できなかった人にとっては参観するチャンスであるため、予定が合う方はぜひ参観していただきたい。なお参観料は無料だ。
宮内庁 京都御所一般公開
http://www.kunaicho.go.jp/event/kyotogosho/kyotogosho.html