表彰制度の概要
国土交通省では、平成18年12月に「バリアフリー法」(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)が施行されたことを受けて、平成19年度に「国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰制度」を設け、毎年表彰式を行っている。
このたび、平成23年度の国土交通省バリアフリー化推進功労者が決定し、「第5回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰式」が行われることとなった。
表彰式は平成24年1月17日の13時から国土交通省の大ホールで行われる。今後もバイアフリー化を推進する人が増え、少しでも住みやすい日本になってもらいたい。
表彰式の概要
平成23年度の国土交通省バリアフリー化推進功労者として大臣表彰受賞者に選ばれたのは、特定非営利活動法人まち研究工房、佐賀県、特定非営利活動法人旅とぴあ北海道、倉敷市・倉敷美観地区バリアフリー推進会議の4団体である。
まち研究工房は、「おやすみ処」と呼ばれるベンチからなる休憩スポットを50箇所設置したことなどの取り組みが評価された。
佐賀県は身障者用の駐車スペースの不正利用を防ぐべく、「パーキングパーミット制度」を導入したことや、「みんなのトイレ協力制度」を実施したことなどが評価された。
旅とぴあ北海道は、障害者と一緒にバリアフリー交流ツアーを実施したり、トラベルサポーターを育成する養成講座を行ったりしたことなどが評価された。
倉敷市・倉敷美観地区バリアフリー推進会議は、ハード面でのバイアフリー化が難しい部分を、心のバイアフリーで補うために、「おもてなしマイスター制度」を実施したことなどが評価された。
どの制度も非常に心温まるもので、今後のさらなるバイアフリー化が楽しみである。
第5回 国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰式を開催します
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000037.html