斎藤恭紀衆院議員が民主党離党を表明
2011年12月27日、民主党の斎藤恭紀衆院議員が民主党を離党する旨を明らかにした。
斎藤恭紀衆院議員は2009年に宮城2区から初当選した。斎藤恭紀衆院議員は民主党の鳩山由紀夫元首相を支持するグループに所属している。民主党では、12月24日に中島政希衆院議員が八ツ場ダムの工事再開に反対して離党届を提出したばかりで、離党者が続発している。
さらに、小沢一郎元代表を支持するグループの1人である中後淳衆院議員も離党するのではないかとみられている。斎藤恭紀衆院議員は、民主党を離党した後、無所属の松木謙公衆院議員とともに新党を結成するとも考えられている。
斎藤恭紀衆院議員が離党する理由
斎藤恭紀衆院議員が民主党を離党することを決めた背景には、野田首相が推進する政策がマニフェストから外れていることがある。
野田首相は、増税ありきで年内に消費税増税について党内の意見を集約しようとしていたり、八ツ場ダムの建設を再開しようとしたりするなど、マニフェストに反する政策を打ち出そうとしている。
こうした動きに反対している斎藤恭紀衆院議員は、自身のブログで次のように述べている。
いまの民主党の方向性、政策は私が国民から負託されたものとは真逆になってしまいました。「国民の生活が第一」という庶民革命を民主党で実現できないのならば、新たな勢力を結集して、行動に移さねばという思いが日に日に膨らんできました。
民主党から離党者が出ることよりも、日本の政治がいつまでも安定しないことが一番の不安だ。
民主党
http://www.dpj.or.jp/衆議院議員・気象予報士 斎藤やすのりBLOG
http://saito-san.sblo.jp/