AKB48 紅白対抗歌合戦
SKE48、
NMB48、
HKT48、
JKT48も加え
AKBグループ総出演となった「
AKB48 紅白対抗歌合戦」は5対7で
大島優子率いる白組が優勝した。
総合司会に
堺正章と
千野志麻アナ、審査員には
三田佳子、
神田うの、
森永卓郎、
叶姉妹、
野村克也の6名が名を連ね、両組の応援団まで登場した
NHKの紅白も真っ青の本格的な歌合戦は各グループ、個人が自分達の持ち歌以外のAKBナンバーを歌うという形式でファンには堪らない企画だったはず。
TOKYO DOME CITY HALL会場の模様は国内外の映画館、
YouTube、
Google+で生中継された。WEB中継の
YouTubeと
Google+では視聴に大きく差をつけていた。誰もが気軽に見られる
YouTubeの中継映像はまるで二階席から見ているかのようでアップは無しの遠景。
Google+はアップ有りの通常のテレビ放送のようで、さながらアリーナ最前列といったところ。
Google+の戦略
視聴可能ユーザー数に差はあるものの
Google+は回線負荷の耐久度も上げていたようで解像度を最低にしていれば映像・音声が途切れることは無かったが、一方の
YouTubeはエラーが出て全く繋がらないと多数のファンが
Twitter上で悲鳴を上げていた。
「さしこ」こと
指原莉乃がステージからの去り際に不自然なくらい
Google+と連呼していたのが気になった方も多かっただろうが、先日の「
AKB48新戦略」とは即ち
AKB48を使った
Google+の新戦略に他ならず、今回の歌合戦中継は
Google+アカウントはプレミアムチケットにも匹敵するものだと
AKBファンに知らせることにある程度成功したと思う。
ただ、戦略には甘さも残る。ライブを配信する回線はまだ弱くストレスフリーとまではいかない。せっかくのビデオチャット機能Hangoutsのアピールを会場に一緒にいる両組のキャプテンに会話させるという見せ方では、ほとんど意味がない。コメントやプラスワンでのユーザーとのインタラクティブ性ももう少し組み込める余地があったのではないか。次回に是非、期待したい。
一方で「
Google+と言えば
AKB48」となり過ぎてしまうのも危険なので、水面下でのCelebrity誘致活動にも力を注ぐべきだろう。
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