ネット通販の総合支援サービスを提供する株式会社Eストアーは11月下旬、ネット・ショッピングに関してアンケートを採った。
1月1日から11月24日までの間にネット・ショップで買い物をした首都圏在住の男女それぞれ516人、合計1032人に今年の買い物について尋ねた。
まず、ネット・ショップでどの商品カテゴリーをよく購入したか訊いたところ、全体の1位は本・雑誌、2位は食品・飲料、3位はファッション、4位DVD・CDとなった。
だが男女別で見るとかなり異なる。男子の1位と2位は全体と同じだが、3位はパソコン・周辺機器だった。一方女子の1位はファッションで、2位は食品・飲料、3位は本・雑誌だ。
スマートフォンは使わない
次にネットで買い物をする際の利用端末を尋ねたところ、パソコンのみが圧倒的に多く79.9%もいた。従来型携帯電話とパソコンを併用する人は9.2%、スマートフォンとパソコンを併用する人は8.1%、スマートフォンのみの人は0.9%、従来型携帯電話だけは0.3%だった。モバイルのみを使う人は少数なのだ。
スマートフォンを持っているのにパソコンで購入する人にその理由を尋ねたところ、「スマートフォンでは商品やショップを探すのが面倒だ」「商品の詳細が分からない」「価格や商品の比較がしにくい」といった回答があった。
付随質問としてスマートフォンの有無を調べたところ、25.7%の人が所有していた。20代男性では特に多く、40.3%もの人が持っていた。
来年ネット・ショッピングとモバイル通信は、どうなるだろうか。
Eストアー「ネットショッピングに関する意識調査とEストアーデータからみる傾向 2011年のネットショッピング事情」