ボーナス額に「不満」が6割
6月には多くのサラリーマンがボーナスシーズンを迎える。楽天リサーチ株式会社では21日、ボーナスについておこなったアンケート調査の結果を発表した。約7割の人が「支給される予定」と回答したが、6割がその額には「不満がある」と答えた。
減額予想が1割増
調査は今年4月18日、19日の2日間にかけてインターネット上でおこなわれた。対象となったのは、昨夏ボーナスが支給された20~69歳の男女1000人。
今夏支給されるボーナスの見込み額について、「減りそう」と回答した人は28.1%にのぼったが、「増えそう」と予想する人は15.2%にとどまった。
用途の1位は去年と変わらず
ボーナスの使い道では、「貯蓄(38.2%)」が昨夏と変わらず最多だった。昨夏は49.3%だったので、10%以上減少したことになる。
また、今夏2位の「ローン・借金返済」(23.9%)、3位の「生活費の補填」(20.8%)は、昨夏は4位、3位にランキングしており、今年はランクアップがみられている。長引く不況を実感させる数字といえる。
◆樂天リサーチ
http://research.rakuten.co.jp/report/20120521/