似ているようで相違点も
中国でも人気を集める日本のアニメ作品だが、その人気度合いには、共通する点と大きく異なる点がある。中国、新興国の情報を伝えるサイト「KINBRICKS NOW」が中国人オタクの傾向について報じている。
何度も見返すのは人気作品
「何度も見返してしまう作品」をあげる中国人オタクの掲示板では、日本でも人気を集めた作品が多く見られる。
「コードギアス」、「鋼の錬金術師」「ガンダムSEED」などだ。特に比較的長い作品では、やはり安定的な質感が重視されるのか、この傾向が強い。
日本で人気だったが中国で不人気なのは
日本で高い人気を誇る作品でも、中国でいまひとつ評価されないものもある。その代表が「プリキュア」だ。
作品スタイルが似ている「セーラームーン」は中国でも人気を集めており、不人気の理由は特定されていない。その他、「ジョジョの不思議な冒険」や「カイジ」なども人気がないという。
また、アニメではないが、日本を代表するRPG「ドラゴンクエスト」も中国ではなぜか支持されない。
双璧といわれる「ファイナルファンタジー」は高い評価を得ており、プレイステーション1で販売されたのが「ドラゴンクエストⅦ」だけだったのが原因では、と分析する声もある。
◆Kinbricks Now
http://kinbricksnow.com/archives/51788103.html◆コードギアス
http://www.geass.jp/