Twitterで元夫が吠える
離婚が決まった女優、宮崎あおいの元夫、高岡蒼甫のTwitterが物議を醸している。
結婚中に宮崎が不倫していたことを発表し、14日のTweetではその相手として、ジャニーズ事務所に所属する岡田准一の実名をあげた。
テレビがスルーする不倫報道
宮崎あおいは大河ドラマ「篤姫」主役を演じるなど、若手ながら日本を代表する女優の1人といわれる。
その不倫騒動は、本来であればワイドショー番組などが飛びつくネタだが、今回、どのテレビ局もほとんどとりあげていない。
原因は、不倫相手として名前を挙げられた岡田准一の所属するジャニーズ事務所が火消しに回ったためといわれる。
ノーダメージで新CMも続々
清潔イメージがウリの女優だけに、不倫騒動はCM起用に影響するものと見られたが、その気配もない。
旭化成ホームプロダクツの洗剤『Frosch』や、森永製菓のチョコレート『DARS』、クロスカンパニー『earth music&ecology』などが放映されている。
サントリーの看板商品『ウーロン茶』もCMに宮崎を起用する。
洗剤や食品など、清潔感が重視される商品だけに、騒動がここまで無視される状況はいささか不気味だ。
原発事故以来腰砕けのマスメディア
一連の「不報道」からは、福島第1原発事故の報道が連想させられる。
東京電力という大スポンサーの前に、「不報道」を選択したテレビは今回、ジャニーズ事務所というビッグパワーの前に、やはり不倫報道をあきらめたようだ。
一女優のプライベートに、そもそも報道すべき価値があるかどうかは議論の分かれるところだ。
ただ今回の騒動からも、力に屈するクセがついたテレビは、もはや権力に都合のよいことしか流さない「負け犬」であることが、あらためて認識できる。
◆宮崎あおい
http://www.aoimiyazaki.jp/