エレコム株式会社は、文字入力に加え、内蔵マイク・スピーカーによりハンズフリー通話にも対応するBluetoothキーボード『TK-MBD041』シリーズを、2012年4月下旬に発売する。
音楽までも楽しめるユニークアイテム
『TK-MBD041』シリーズは、Android端末やiPhoneなどで使用可能なワイヤレスキーボードだ。文字入力機能に加え、通話機能とオーディオ機能が搭載されているのが最大の特徴となっている。
本製品ではBluetoothの「HFP」プロファイルがサポートされており、通話受信ボタンを押すことでキーボードを電話の受話器として使うことができる。通常は画面を見ながら通話することができないスマートフォンだが、本製品を使用すれば、画面を見ながら通話することができるのだ。
オーディオ機能では、Bluetoothの「A2DP」ならびに「AVRCP」プロファイルがサポートされる。本体右側にあるφ3.5mmステレオミニジャックにイヤホンを装着すれば、Android端末やiPhoneなどをカバンに入れたままで音楽が楽しめるのに加え、音楽プレーヤーのコントロールも可能となる。
本体内には600mAhのリチウムイオン充電池が内蔵されており、フル充電の場合で約3日の動作が可能だ。充電にはPCなどのUSBポートを使用する。
本体サイズは、W141.0mm×D53.0mm×H13.0mmで、重量は約66gだ。カラーバリエーションとして、ブラック、ブルー、ホワイトの3色が用意される。なお、価格は18,690円(税込)となっている。
Editor's eyes
「キーボードを耳に当てて通話」と聞くと不思議な感じだが、サイズ的には受話器に近く、使用時の違和感は少なそうだ。逆に、「電話をしているスタイル」が強調されるため、ひとりごとを言っているように見えてしまうハンズフリーが苦手な方にもお勧めの製品である。
エレコム株式会社リリース