40%の主婦が「お金を増やそう!」
主婦に特化した人材サービスを展開する(株)ビー・スタイルが先月30日、震災後1年をへて、主婦のお金に対する意識変化を調べたアンケートの調査結果を発表した。
家族のために収入や貯蓄などを増やそうと考えたか、という問いには、40%の主婦が「増やそうと考えた」と答えた。
コストが増えるのは主に食費
震災後のお金の使い方でもっとも変化があったものを訊ねたところ、「食品は高くても安全なものを買うようになった」という答えが最多で58.2%にのぼった。
次いで「光熱費などの固定費を抑えるようになった」が55.1%、「贅沢を控えるようになった」が39.8%と続いている。
6位に「貯金をするようになった」が入っており、「お金を増やそう」という考えにつながる変化は、9つある回答の中で、1位と6位のみだった。
にもかかわらず、40%の主婦がお金を増やそうと考えたことからは、それだけ放射性物質による汚染や新たな震災に対する不安が、主婦層に色濃く意識されている現状が読み取れる。
◆株式会社ビー・スタイル
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