政治における「インターネットとデジタル社会」調査委員会
アンゲラ・メルケル独首相は、Facebook上で将来の政策についての対話を行っている。ドイツ連邦議会の会派は、独自のTwitterアカウントを持っている。大部分の議員もそうだ。
「インターネットとデジタル社会」調査委員会は、1年前からAdhocracy参加型プラットフォームを通じて、国民が進行中の作業に参加できる仕組みを作った。また、次の連邦議会選において、インターネットによる投票の可能性もあるかもしれない。
先週、インターネットに関する調査の聴聞会が開催された。そこで、専門家は、政治参加の観点からみたインターネットは、これまでのところ、効果は広域に発達していないという結果を導き出した。Das Parlmentが26日、報じた。
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Mario Carvajal情報の自由を求めて
Adhocracy参加型プラットフォームを開発した「Verein Liquid Democracy」のダニエル・ライヒャート氏は、公聴会でユーザー調査の結果を発表。70%以上のユーザーが、「参加型プラットフォームによって政治に影響を与えることはできないだろう。」と回答。
さらに、プラット上での議論における委員会メンバーからのフィードバックの不足が指摘された。「FragdenStaat.de」プロジェクトの責任者シュテファン・ヴェアマイアー氏は、情報の自由のために委員会の立場を強化する必要があることを要求。
ヴェアマイアー氏は、行政の情報へのアクセスが制限されていることや情報の自由への法律のなかで、数多くの例外規則に対して批判している。
「政府と議会の機密性は、単なる伝統と無精から生じるべきではない。」
と、語った。
Das Parlament
http://www.das-parlament.de/2012/13/KulturMedien/38363922.html