ウンターフランケン(Unterfranken)に25歳の町長が誕生
バイエルン州の行政管区であるウンターフランケンのシュヴァインフルト郡(Landkreis Schweinfurt)ショーヌンゲン町(Gemeinde Schonungen)で、3月11日、町長選挙が行われた。
シュテファン・ロットマン、25歳、社会民主党(SPD)、銀行員、小学校3年生の時に友人のサイン帳にこう書いた。
「もうすぐ、ぼくは町長になるだろう。」
この子どもの夢が、日曜日、現実となったのである。
ドイツキリスト教社会同盟(CSU)の候補者とたったの3票差
ロットマン氏の勝利は、対抗馬のCSUの候補者に対し、ほんのわずかの差による辛勝だった。両者ともに、有権者の50%の支持を得た。だが、ロットマン氏は、3票多かったのである。
投票率は約75%。オスヴァルト氏(CSU)は2332票、ロットマン氏は2335票。選挙管理委員会は、13日にもう一度間違いがないか数えなおす予定である。
シュテファン・ロットマン(Stefan Rottmann)
ロットマン氏は、まだ25歳であるにもかかわらず、すでに政治的経験を踏んでいる。16歳の時、初めて連邦議会と州議会に請願書を提出した。その1年後、社会民主党(SPD)に入党。2008年には、町議会の会派副代表になった。SPD州代表のフロリアン・プロノルド氏は、
「彼は、偉大な才能をもった政治家である。素晴らしい人だ。」
と、称賛した。
5月1日から、正式に町長として就任する。
フォークス誌(Focus Online)
http://www.focus.de/politik/deutschland/stefan-rottmann-aus-unterfranken-ist-erst-25-jahre-deutschlands-juengster-buergermeister-_aid_723406.html