エレコム株式会社は、机などに投影されたキーボードにより文字入力が行える、近未来型入力デバイス『TK-PBL042BK』を、2012年4月上旬に発売する。
Bluetoothによるワイヤレス接続
『TK-PBL042BK』は、投影機とセンサーが一体になった本体から、机上などの平面に赤色光でキーボードの形が投影されるユニークな入力デバイスだ。もちろん、投影された各キーに触れることで入力することができる。
本体はコンパクトなボックス型のデザインになっており、キーを投影できるだけのスペースと、反射率のある平面があればどこでも使用可能だ。キーピッチは19mmと余裕があり、1分間に最大約350文字を認識できるため、高速な入力も可能となる。
キーボードは、iPhoneやiPad、iPod touchなどでの使用に適した英語66キー配列となっている。iOSデバイス以外にも、BluetoothのHIDプロファイルをサポートするAndroid端末などでも使用することができる。
投影されるキーボードの明るさと感度は3段階の調整が可能だ。本製品には、キーボードモードとマウスモードが用意されており、マウスモードでは、投影されたキーボード上で指先を移動させることで、カーソルを動かすことができる。ただし、マウスモードはiOSに対応していないので注意が必要だ。
本体内にはリチウムイオン充電池が内蔵されており、連続で約2時間の使用が可能だ。本体サイズは、W38mm×D29mm×H75mmで、重量は約77gだ。なお、価格は28,875円(税込)となっている。
Editor's eyes
キータッチは皆無であるため、入力にはある程度の慣れが必要だが、使用時のインパクトでこれに優るキーボードは少ないだろう。ガジェット好きには要チェックのアイテムである。
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