テキサス州のイベントで
米で路上生活者をWi-Fiホットスポットとして活用する試みが行われた。テキサス州オースチンで開催されているイベントSouth by Southwest(SXSW)にて、チャリティーとして試行されたものだ。
15分あたり2ドル
同試みを行ったのは、広告代理店Bartle Bogle Hegarty(BBH)。街中を移動するホームレスにWi-Fiルーターを携行させ、利用者から「寄付」としてお金を受け取るシステムだ。
利用料金は決められていないが「15分あたり2ドル」が推奨されている。支払いは現金やペイパルなどで行われ、ホームレスが受け取る。
生活の糧をアナログ情報からデジタルに
ホームレスの多くは、新聞販売などを生活の糧にしてきた。社会のデジタル化が進むにつれ、新聞の販売量は減少しており、収入も減っている。
新しい試みでは、「Wi-Fiスポットになること」で新しい収入を得られるものと期待されている。
◆WIRED
http://www.wired.com/epicenter/2012/03/the-damning-backstory-behind-homeless-hotspots-at-sxswi/