1%が違法な票
The Telegraph紙によると、7日にモスクワで行われた記者会見で、プーチン氏は、
(大統領選で)不正行為があったかもしれない。たぶん、多少はあっただろう。しかし、それは(得票の)最大1%程度に過ぎないだろう。それ以上はありえない。
と語った。
3月4日(大統領選第1回投票日)にモスクワで撮影 image by FreeHouse一方で、反プーチン派は得票の10%以上が違法だと発表。また、12月の下院選挙以来発足した市民グループ「The League of Voters」(有権者同盟)の発表によると、実際のプーチンの得票率は53%であった。約11%水増しと予測された票のほとんどが重複投票によるものであったと報告している。
欧州安全保障協力機構(OSCE)の監視員は、今週初めには投票の不正を訴えていたが、間もなく違法性についてはコメントを控えている。
大富豪プロホロフにプーチン政権への招待状
また29日にはプーチンが、
ミハイル・プロホロフは真面目な男だ。そしてビジネスに長けている。原則的にいって、政府にとって必要な人物になりえる-彼がそう望むなら。
と発言。
プロホロフはすぐには返答せず、投票日翌日の5日、「現在のような政治体制の政府では働く気はない」とプーチンからの招待をきっぱり拒否。そして、
このような明白な違法行為が行われた投票を公正だとは思わない。
と自身のブログでコメントし、彼自身の政党への参加を呼びかけた。
・ロシア選挙:プーチン不正行為を認める/The Telegraph・プーチン、閣僚のポストをプロホロフに提案/The Telegraph