米国不動産が主役
2013年3月20日-ERNST&YOUNG
は「Global IPO(新規公開株) Update」を発表した。一国一国の経済が世界景気好転に寄与。2013年IPO市場回復の追い風となっている。
ERNST&YOUNG...保険、税務、取引、アドバイザリーサービスの分野における世界的なリーダー
(引用元;ERNST&YOUNGプレスリリース)
【主な概要】
・世界IPO 市場2013年第1四半期の資金調達額は、前年比(2012年)30%増加の見込み
・米国及び欧州の一部で取引が活発である一方、アジアのIPO 取引はほぼ半減。出足が遅れている。欧州の他の国々では、2013 年下半期まで回復の兆しはみられないと予測
・米国IPOに寄与しているのは、不動産、ライフサイエンス、テクノロジー、石油・ガス業界が米国IPOの50%以上を占める
・魅力的な配当と商業用不動産市場における需給の逼迫が、新規 IPO の成功を後押し。不動産業界が世界レベルでIPO 取引をリードしている
・3月のダウ・ジョーンズ工業株価平均は2007年10月以来の最高値。今後も活発な取引が予測される
関係責任者コメント
ERNST&YOUNG戦略的成長市場担当責任者マリア・ピネリ氏コメント
「2013年は、手元資金不足に苦慮する政府が、国有企業のIPOを推進して資本獲得に奔走する可能性がある。成長の早い企業や起業家を支援する政府の取り組みが非常に重要。
ユーロ圏の政治的・経済的な課題は、資本市場全体に暗い影を落としている。不動産セクターは、2013年第1四半期、世界IPO の主役となると予測。ライフサイエンス、テクノロジー、石油・ガスは、米国IPO 市場のけん引役になると期待。
アジア市場には原素材、工業および金融サービスのIPOが引き続き登場。欧州では、不動産と金融サービスの会社数が圧倒多数を占めると予想している。」
(引用元;ERNST&YOUNGプレスリリース)

ニュースリリース 2013年 第1四半期 Global IPO Update(日本語版)
http://www.shinnihon.or.jp/about-us/news-releases/2013/ERNST&YOUNG JAPAN
http://www.shinnihon.or.jp/i