アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(以下、AMN)は、2013年1月21日、日本企業における「Twitter」や「Facebook」、「LINE」やブログなどのソーシャルメディア活用企業調査を行い、日本のソーシャルメディアを積極的に活用している企業のトップ100社のランキングリストの最新版を公開した。
調査には、同社が開発している解析サービス「ブランドチャート」を活用し、各サービスの企業アカウントやチャンネルにおけるフォロワー数、登録数、動画再生数など、12種類のソーシャルメディアの最新の活用状況を調査した。
日本顧客を対象に事業を営む大企業約300社に対して、対象となるメディアは、「Twitter」、「Facebook」、「mixi」、「GREE」、「Mobage」、ブログ、「YouTube」、「ニコニコ動画/生放送」、「Ustream」、「Google+」、「Pinterest」、「LINE」の12件に関する調査を実施した。
調査結果によると、前年の2位から1位へ「日本コカ・コーラ」が、逆に1位から2位へ「ローソン」が入れ替わった形で、以下をみると、特に「ベネッセホールディングス」と「KDDI」が、8位9位からそれぞれ3位4位へ急上昇している点が目立っているようだ。
また、ソーシャルメディア別にみると、「Google+」、「Pinterest」、「LINE」の利用が、それぞれ伸びの大きさを際立たせる結果になっており、特に、「LINE」に関しては、前回調査時の12%から36%へと3倍にポイントを伸ばし、注目度の高さを裏付ける結果になった。
ちなみに、「LINE」は、無料メールや無料チャットが利用できるSNSのこと。また、「Pinterest(ピンタレスト)」は、画像に特化したSNSで、ピンボードやスクラップブックのように画像を共有できる。さらに、「Google+」は、Google社が「Facebook」に対抗して立ち上げたといわれるサービスのこと。
海外とは異なり、「Facebook」の利用がそれほどすすまない国内事情では、まだそれほど色の付いていないと思われる新サービスのほうが使い勝手がよいのかもしれない。有料であることから野次馬の発生も極力抑えられる効果も考えられそうで、企業が扱うには、現時点で最適と言えるのかもしれない。
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社リリース