ヒュー・ジャックマンの知られざる苦悩
大人気映画「X-メン」シリーズなどで一躍スターとなったヒュー・ジャックマン。現在公開中のミュージカル映画「レ・ミゼラブル」の出演でも話題となっている彼が、人気トーク番組「Katie」において、不妊治療と流産に関する自身の経験を赤裸々に語った。
ヒューは1996年に女優、デボラ=リー・ファーネスと結婚。その後子作りに励むもできず、体外受精などの不妊治療を受けた。しかし、着床をしても流産してしまうという経験を繰り返したという。
「流産はとても辛いことだったよ。三回妊娠すれば一回の確率で流産すると言われている。めったに話題にはあがらないけどね」「何か話しちゃいけないことのように感じるけど、流産について語ることは良いことだと思うんだ。誰にでもありうることだし、辛い経験だし、喪失感で悲嘆に暮れる時期を過ごさないといけないんだ」
養子を迎えるにあたって
その後、夫婦は2人の養子を迎えた。しかし、養子を迎えた理由は不妊ではない、と強調している。
「このことは、はっきりとさせておきたいのだけれど、デボラも自分もずっと前から養子が欲しいと思っていたんだ。いつ迎えるのかは決めていなかったけれどね」
現在、ヒューとデボラの夫婦は2人の養子とともに、幸せな家庭を築いている。そうして迎えた2人の養子が、治療と流産で傷つき、摩耗した夫婦を癒してくれたのだ。
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