残された家族とともに
長編小説「 四十九日のレシピ 」伊吹有喜(いぶきゆき)著を原作とした映画がNHKの総合テレビ番組を経て2013年公開予定だ。2011年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した永作博美主演。
永作は不妊治療を続けるがうまくいかず、夫に不倫され、実家に帰る主人公百合子を演じる。映画「八日目の蝉」で一人の女性として、育ての母親としての愛を力強く演じた大女優なだけに今回の映画の期待度はかなり大きいといえよう。
百合子は、不妊と不倫と両方の問題を抱え、実家に帰る。安心できるはずの実家には、妻を亡くして気落ちしている父、良平( 石橋蓮司 )がいる。そして、もうひとり。亡くなった良平の妻から四十九日まで家事を手伝い、レシピを伝えるように言われたイモ( 二階堂ふみ )という少女がいた。
幸せに生きる
作者が「レシピ」をタイトルに使った理由は、「料理の作り方」以外にも「処方箋」という意味があったからだ。永作が 「泣いて、笑って、それにとても優しく朗らかな、とても気持ちのいい読後感でした。 」と語る温かい脚本。
今、不妊に悩んでいる女性も、この映画からなにか元気になる源を発見できるかもしれない。「幸せに生きるためのレシピ」を通じて、自分らしさを取り戻し、新たに再生できる方法を学びとろう。涙の感動作。
WOWOW FILMS『四十九日のレシピ』
出演:永作博美、石橋蓮司、岡田将生、二階堂ふみ 原田泰造 他
監督:タナダユキ
『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』
脚本:黒沢久子(『キャタピラー』)
原作:伊吹有喜「四十九日のレシピ」(ポプラ社 刊)
製作幹事:WOWOW、ポニーキャニオン
配給 :ギャガ
WOWOW FILMS最新作『四十九日のレシピ』
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