1位は北大、2位は東北大、15位に東京大学
日本経済新聞社と日経HRは、共同で実施した
「ビジネスパーソンが卒業した大学満足度調査」の結果を公開した。
1位は北海道大学、2位は東北大学、3位は一橋大学で、国立大学が上位を占めた。
【卒業した大学満足度ランキング】
1位 北海道大学 100%
2位 東北大学 98%
3位 一橋大学 97%
4位 慶応義塾大学 96%
5位 筑波大学 95%
6位 上智大学 95%
7位 京都大学 95%
8位 立教大学 95%
9位 広島大学 94%
10位 名古屋大学 93%
首位の北海道大学を卒業した回答者は、全員が満足しているという。2位の東北大学は、教育研究内容で最も評価が高かった。私立大学の最高位は、慶応義塾大学の4位。他大学に比べ回答者数が非常に多かった。
東京大学は15位、関西大学は11位、早稲田大学は20位だった。有効回答者数は3417人。全体の満足度は84.1%。
社会的なイメージ、卒業生のネットワークも重要
同調査は、大卒以上の学歴を持つビジネスパーソンを対象に行った。その結果からは、ビジネスパーソンが卒業後も大学のイメージを意識し、有益な人脈を求めていることが透けて見えてくる。
満足の理由で最も多いのは、
「社会的なイメージがよい」(47%)で、この結果が総合順位と密接に結びついている。
満足できない理由としては、
「卒業生のネットワークが弱い」(60%)が最多。「卒業生へのネットワーク」に関する要請は、就職支援にもっと必要なことなどにも挙がっている。
総合で4位となった慶応義塾大学は、「社会的なイメージ」と「卒業生のネットワーク」の両方において高評価を獲得した大学。ただし、学費や施設に対しては満足していない卒業生も多いようだ。
15位の東京大学は、教育研究内容や学生の質などには定評があるが、今後「卒業生のネットワーク」が課題と言えそうだ。
卒業生の満足度、北大が首位 東大は15位|日本経済新聞
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