GooDoc
2012年8月2日、韓国モバイル医療情報サービス(株)GooDoc(グッドク)が、韓国コンテンツ振興院のスマートコンテンツ翻訳支援事業に最終選抜され、グッドクの医療コンテンツを中国・ロシア・日本市場に提供すると発表した。
国内の現状
近年、外国人の韓国医療サービスへの関心は高く、外国人患者数は年48%の成長を遂げている。外来治療を受けに来る外国人患者の64%がアメリカ・中国・日本・ロシア・モンゴルからの患者だという。しかし、これに対して韓国の医療人または施設についての客観的な情報を集めるサービスがないというのが現状のようだ。
そこで登場してきたのが、グッドグである。グッドクは自分に合った医者・病院の情報をモバイルまたはウェブサイトで検索できる無料サービスである。公開8週間で13万名の使用者を確保、5000余名の意見・要望の問い合わせ,500件の部屋の予約という成果をえている。
海外市場
韓国へ外来治療を受けに来るアメリカ・中国・ロシア・日本の国々の人口を合わせると約20億人。そのうちスマートフォンの利用率が6.5億人だ。ここをターゲットとして、公共機関からは提供されない医療人や施設の詳細な情報を提供し、国内医療サービスグローバル化に貢献しようというのだ。グッダグはコンテンツ振興院から約3000万ウォンほどの支援を受けて中国語、ロシア語、日本語に翻訳される予定である。
モバイル医療情報サービス『Goodoc』、中国、ロシア、日本進出
http://www.kbench.com/digital/?no=108895&sc=1