米雇用が予想より後退
18日、米労働省が8月13日までの失業保険申請件数を発表した。予想されていた40万件を上回り、40万8000件となった。
前週に比べ9000件増加しており、いぜん米経済が弱含みで移行していることを示す結果だった。
米国では雇用統計は月に1度発表されるが、失業保険の申請件数は州ごとに発表される。
英国では過去2年間で最悪
景気悪化がより危機感を持って語られている欧州では、イギリスの失業保険申請数が過去2年あまりで最悪の数値となった。
英統計局が17日に発表した統計によると、7月の失業者数は156万人。前月より3万7100人の増加が見られた。
英国では緊縮プログラムにより、公務員30万人が解雇される予定。今回の発表を受け、人員削減のペースを落とすよう求める声もある。

◆プレジデントロイター
米新規失業保険申請件数は40.8万件に増加、予想上回るhttp://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-22765920110818