松田直樹選手、心筋梗塞で死亡
8月4日、サッカーの元日本代表松田直樹選手が急性心筋梗塞で亡くなった。34歳だった。告別式は9日松田選手の故郷群馬県桐生市で行なわれた。松田直樹選手は松本山雅FCに所属するサッカー選手だった。
今回松田選手が倒れた練習場にはAEDが設置されていなかったという。公共施設、スポーツ施設などでAEDがまだ設置されていない施設はまだ多い。今後さらなる普及が急務だろう。
AED
AED(自動体外式除細動器)は公的施設などに設置されている緊急用医療機器。自動除細動器。電気ショックを発生する本体と人体に装着する電極パッドから成る。本体には、電源スイッチ、心電図の解析を行う解析ボタン、電気ショックを与える通電ボタンがある。かつては医師のみが使用を認められなた設備だったが現在ではその場に居合わせた人が自由に使えるようになっている。
消火器などと同様、空港、飛行機内、ホテルなどの公共施設に広く設置されているがまだ設置されていない施設も多い。
心電図機能と電気ショック機能があり、急性心筋梗塞などで心臓の動きが低化(心室細動)した患者の心電図をとり、電気ショック(除細動)をあたえる事が出来る。迅速に対応した場合心機能が回復する場合がある。本来医師のみが使う機器だったが2004年7月から一般市民も使えるようになった。
AEDの使い方
1 電源を入れる
2 電極パッドを患者の胸に貼り付ける
3 心電図が表示されるので解析して電気ショックを与えるべきかを調べる
4 心室細動・非常にテンポが速い心室頻拍がみられた場合のみ電気ショックを行う。心臓が完全に停止した場合(心静止)は電気ショックの必要はない。
NHKニュースウィキペディア