文部科学省は、子供向けに、未来の自分をイメージして発表する特設サイト「なるんだモン」を開設した。
「なるんだモン」
このサイトの開設の目的は、将来の夢を描けなかったり、夢を語るのを恥ずかしいと思う子供たちの心を解放するため。Web上に匿名で発表できるので、好きなだけ発表することができる。また、世界や日本で活躍する人々の目標や、他の人の夢も知ることで、自分の夢を持つのが当たり前と思えるようになる。
Web上で夢を発表するのはアバター。1324種類のパーツから、思い思いの顔や恰好、服装が作れる。アバターの一覧の中には、この取組に賛同した、建築家の安藤忠雄氏や宇宙飛行士の山崎直子氏など著名人11人も含まれる。文科省では、自分でパーツを選んでいくうちに、子供たちの夢も膨らんでいくことを期待している。
なお、作成したアバターは、ツイッターやフェイスブックのアイコンとしても使える。また、携帯用のQRコードも用意されており、携帯からの投稿も可能。
ところで、実際に「なるんだモン」で発表しているアバターを見てみると、子供だけでなく、大人の投稿も目立つ。夢を必要としているのは、大震災で元気を失った日本国民全員なのかもしれない。
文部科学省なるんだモン