韓流反対デモ、不買運動、不視聴運動……次の標的は外資系企業？

俳優、高岡蒼甫(29)の「ツイッター」書き込みから始まった「反韓流運動」だが、7日にはフジテレビのあるお台場で抗議デモが行われた。

デモの参加者はネットで連絡を取り合い集まった約1000人。デモ行進の許可を取っていなかったため、当初はフジテレビ社屋近隣の公園で集合し、解散するだけの予定だったが、結局フジテレビまでのデモ行進を行った。

また、ネット上では8月8日を「フジテレビを見ない日」とする運動が盛り上がっており、当日の視聴率が注目されている。
ネット上ではフジテレビの番組スポンサーとして花王がやり玉に挙げられており、一部には不買の動きも見られる。

ただ、なぜ花王なのか、明確な理由は不明だ。フジテレビが韓流ドラマを積極的に扱う番組として、2010年に設けた「韓流α」という（月曜～金曜 14:07～15:25の時間帯に新設）枠には、アリコやＰ＆Ｇ、ジョンソン＆ジョンソンなどがスポンサーについている。今後は不買の矛先がこういった企業に向かうことも考えられる。

2010年に内閣府が行った調査では、「韓国に親しみを感じる・どちらかというと感じる」と答えた人が、63.1%にのぼった。

1996年には35.8%だったが、以降ほぼ右肩上がりで増加している。ネット上では全く異なった数字が出る。2008年にポータルサイト、ライブドアが行ったアンケートでは、78.37%が「韓国が嫌い」と答えた。

今回の騒動は、マスコミではほとんどあつかわれていない。原発事故関連の情報と同じく、インターネット対マスメディアの様相が見られる。



◆フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/index.html