大地震は11日にやってくる法則が……
東日本大震災から5カ月目を迎える8月11日、また大地震が起こるのでは、と懸念する声がある。
記録をさかのぼってみると、11日にはなぜか大きな事件や災害が発生しているのだ。地震だけを拾ってみても、1855年の11月11日には、安政の大地震が発生。江戸で起きたこの直下型地震により4000人が死亡している。
同じく1935年7月11日には静岡地震で9299人が死亡。1981年6月11日にイラン・ゴルバフ地方で発生した地震では、約3000人が死亡した。
2009年8月11日には静岡沖地震(M6.5)が発生。そして直近には3月11日に起きた東日本大震災がある。
大きな災害やテロも11日に起きる?
原子力関係では、茨城県東海村、動燃再処理施設の臨界事故がやはり1997年の3月11日に起きている。
またアメリカでツインタワーが崩壊したいわゆる911テロも9月11日に発生した。
地震に関してはまったく根拠なし
ネット上では、いわゆるデス・ブログ管理者東原亜紀さんの誕生日も1982年11月11日であるなど、11日不吉説が密かに蔓延している。
実際にはどうなのか? 過去の地震をマグニチュードの大きさで並べてみると、ワースト10の中で11日に発生したのは東日本大震災だけである。また被害の規模で並べると、ワースト10に11日は全く入ってこない。
◆東原亜紀オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/higashihara-aki/◆地震の年表 wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8