株式会社スクウェア・エニックスは、iPhone向けシミュレーションRPG『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』の配信を開始した。
PSP版からの移植作品
「ファイナルファンタジータクティクス」は、1997年にプレイステーション用に発売されたシミュレーションRPGだが、2007年にはPSPに移植され、タイトルも「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」と変わった。今回の作品は、このPSP版が移植されたものだ。
もちろん、単純な移植には留まらない。iPhone版では、タッチパネル操作に合わせたインターフェースが採用されている。例えば、ユニットやパネルの指定がタップ操作で行えたり、ピンチ操作による回転、移動、拡大/縮小が行えたりするのだ。
また、待機時間が高速化されると共に、一部ムービーシーンのスキップも可能となり、快適なプレイ感を実現している。なお、グラフィックもiPhone/iPod touchの画面サイズに合わせた最適化調整が行われている。
対応機種は、iPhone3GS、iPod Touch第3世代以降となっているが、快適に遊ぶためにはiPhone4およびiPod Touch第4世代以降が推奨されるという。
『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』は、App Storeにてダウンロード販売される。価格は1,800円(税込)となっている。
Editor's eyes
名作として名高い「ファイナルファンタジータクティクス」が、iPhoneでも遊べるようになった。1回の戦闘にはさほど時間を要しないが、やりこみ要素も豊富で、遊びつくすにはかなりの時間が必要となる。iPhone版なら、いつでもどこでも遊べるため、じっくりと付き合えることだろう。
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