凄すぎる3D用の保険が誕生
7月29日から公開されている「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」は3D映像の迫力が人気の映画だが、このほど専用の保険が登場した。
あまりの迫力に、のけぞってムチ打ちになったり、期待に胸を膨らませすぎるなどのリスクがあるため、専用の「コルセット」や「ブラジャー」などを支給するという。
ただしこれは映画の宣伝用に作られた架空の保険。支給が行われるには、「興行収入が90兆円を超えたら」など、不可能な条件がつけられている。
実際には保険キャンペーンをツイッターでフォローすると、抽選でウェブカメラがもらえる、というプレゼントだけが実施されている。
「13日の金曜日」や邦画にも保険
映画の宣伝に保険を利用する手法は、これまでにもあった。1980年にホラー映画「13日の金曜日」が日本で公開されたときには、恐怖のあまり体調を悪化させる人に備えて、「ジェイソン保険」が誕生した。この「ジェイソン保険」は保険会社と契約を結んで実現させた本物の保険だ。
最近では、映画の制作に保険をかけることも少なくない。映画制作は長期に及ぶことが多く、中途で資金繰りに行き詰まることもしばしば見られる。こういったリスクに備える保険は、欧米ではすでに一般的だが、邦画では2009年に初めて適用された。
椎名桔平主演の『レインフォール 雨の牙』が対象作品。保険対象となる映画の制作は、保険会社によって厳密に管理され、成功が見込まれる中、追加資金が必要な場合には、資金が補償される。
◆トランスフォーマー3D保険
http://www.3d-hoken.com/◆映画 トランスフォーマー ダークサイドムーン公式
http://www.tf3-movie.jp/