観光庁が発信する、ボランティアとは?
現在、観光庁では、旅行を通じた被災地域復興支援およびその他地域への旅行振興を図るべく、観光・交通関係業界と連携して、官民合同による「国内旅行振興キャンペーン」を実施しており、その一環として、今回ボランティアツアーのモニターを募集する。ツアーの場所は、被災地の中でもいち早く復興が進んでいる宮城県・松島地区。
ツアーの内容は
トリプルボランティア。(観光あり)1泊3日。
[1]被災地でのボランティア活動に参加。
[2]被災地での宿泊、観光(松島)、お買い物による地産地消費側面支援、経済活性化支援。
[3]帰着後、家族、友人、同僚へ話す事で、風評被害払拭や観光促進に貢献。
なお、交通代金(行程表記載の貸切バス代)や宿泊代(ルームチャージ・同性相部屋・1室4-5名利用)、昼食代(2回分)行程内の添乗員はプランに含まれており、環境庁が負担する。
震災からまもなく5ヵ月が経とうとしている中、多くの震災支援活動がかげりを見せており、ボランティアツアーもその例外ではないという。ボランティアツアーを実際に体験して、その声を周囲の友人へ、さらにブログやツイッターなどを駆使してなるべく多くの人へ届けてもらいたいという思いから今回のツアーが企画された。
多くの人にボランティアツアーについて知ってもらい、ツアーの参加者増加につなげることを目的としているため
、モニター応募にあたっては「日常的にブログを書いていること」「日常的にツイッターを利用しており、100人以上のフォロワーがいること」の2つの条件が設けられている。応募者多数の場合は、ブログやツイッターでの影響力を考慮して、適任の2人を選出する。7月27日時点で、すでに数十人の応募があるという。
身近に体験者がいなければ、どういうものかイメージしにくいボランティアツアー。ネットでの発言力が強いモニターに、現地での支援活動を体験し、生の声を広げてもらうことで、多くの人に
ボランティアツアーに関心を持ってもらい、また、人々が東北へ旅行するきっかけにもなればいいのではないだろうか。
締切は8月5日(金)正午まで。応募は観光庁のHPから必要事項を明記の上、メールにて応募となる。
観光庁