株式会社レピカは、モバイルCRMツールと高速メール配信システムとを完全連携した製品『rapico(ラピコ)』を、2011年7月16日にリリースしている。
同製品は、ひとつのインターフェースで全ての情報を操作・管理することが可能なユーザインターフェイスを有しており、エンドユーザ向けの会員登録画面は、PC、携帯電話、スマートフォンに対応し、それぞれに適したメールを配信することも可能となっている。
また、取得した属性情報や決済情報から、セグメント(分類)したターゲットに対し、自動メール配信を設定することも可能となっている。例えば、来店1週間後のフォローメール、設定ポイントに到達した際の来店促進メール、有効期限お知らせメールなど、エンドユーザに必要な情報を運用を意識せずに送ることが可能とのこと。
なお、同製品は、ASP形式で提供していることで、1店舗あたり6,500円からという低コストを実現している。
ちなみに、CRMとは、それぞれの顧客とのやり取りなどの顧客情報をデータベース化した情報システムを応用して、企業が顧客と長期的な関係を築く手法のこと。
設定ポイントと呼ぶ「しきい値」を設けて、顧客サービスの基準を明確にする。「しきい値」目前の客に、もうひと押し。到達後の一息つく客への、新たなサービス。ただし、メールの配信には、同時送信数が大量になった場合の「スパムメール」と間違われる恐れもある。顧客の切り分けと同時に、提供するサービスの「しきい値」も意識しておきたいものだ。
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