夏休みのレジャーを直撃！　19日にも上陸

大型で勢力の強い台風6号は、19日午前現在、高知県足摺岬の南海上を北へ毎時20kmの速度で進んでいる。

中心気圧は960ヘクトパスカル。一時より弱まったとはいえ、依然として強い勢力を保っている。

25m/秒以上の風が吹く暴風域は中心から右側で半径190km、左側110km。中心付近の最大風速は40m/秒。瞬間最大風速は55m/秒となっている。

19日夜には、四国に上陸する恐れもある。夏休みに入ったばかりだが、海辺のレジャーには注意が必要だ。台風接近にともない、太平洋側は広く大しけとなる。九州、四国にかけては20日までに６～12mの波が予想される。

九州から四国の太平洋側が猛烈なしけ、奄美・東海などが大しけとなり、２０日にかけて６～１２メートルの波が予想される。

空の便にも欠航が相次いでいる。日本航空では、九州、中国、四国地方の発着便を中心に65便が欠航。名古屋中部空港を利用する便についても、条件付きの運航となっている。全日本空輸も118便の欠航を決めており、影響を受ける旅客は1万4500人近くにのぼる。



◆気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/index.html