パソコンやスマートフォンに貼るだけで3D対応に
グローバルウェーブ株式会社は、株式会社ピクトロニクスが開発した3Dシート「Pic3D」を8月上旬に発売する。6月22日から24日まで東京ビッグサイトで開催された「3D&バーチャルリアリティ展」で、「Pic3D」が公開された。
「Pic3D」は、3Dに対応していない、2Dのデスクトップパソコンやノートパソコンのディスプレイ、iPadやiPhoneなどのスマートフォンやタブレット端末の液晶画面に張るだけで、3D専用メガネ不要の裸眼3D表示する機能をもつシートである。
画面の明るさ・角度の問題も克服
「Pic3D」は接着剤などで貼りつけるタイプではないため、シートを簡単にはがすことが可能であり、必要な場合だけ3D使用が出来る。
従来の3D方式では画面の明るさの不足が指摘されているが、「Pic3D」では透過率9割のレンチキュラー方式を採用しているので、明るさの低下はほとんど感じないという。
また、通常の裸眼3Dでは角度により映像の見え方に差が現れるが、「Pic3D」では視野角120度あるため、ほとんどの角度から3Dを視聴できる。
販売サイズは23インチ(税抜15,000円)、21.5インチ(税抜14,000円)、15.6インチ(税抜6,000円)、12.1インチ(税抜4,500円)、iPad 2(税抜4,500円)、iPhone 4とiPod touch 4G(税抜2,000円)の6種類を販売する。
Pic3D販売サイト グローバルウェーブ株式会社
http://pic3d.net/株式会社ピクトロニクス
http://www.pictronics.co.jp/