7月上旬、英国南西部で大雨が続いた。英Environment Agency、英Met Officeの予測によると、英国南西部の降水量は40mmにのぼった。
6月28日、英Environment Agencyはロンドン、ケントなど南西部の街に大雨洪水の警告をだした。またロンドンテムズ川周辺地域では河川の氾濫の警報をだした。
同地方では高温が続いている。英国ケントにある観測所Gravesend monitoring stationでは6月27日、32.8C (91F)の気温を記録した。
以下Met Officeスポークスマンのコメント。
Met Officeスポークスマン
英国南西部では短時間に記録的な量の大雨が降っている。これら災害のおおもとは気温の高さ。英国南西部では春の降雨量が少なかったから土壌の給水力はいくらかあるだろう。
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Bigfoto ※画像はイメージです。
交通機関などがトラブル
大雨により英国の交通機関、英国内で行なわれているイベントも影響をうけているという。
英国鉄道大臣Norman Baker氏はNetwork Rail社の利用客に状況の説明をするよう要請した。
英国鉄道大臣Norman Baker氏
夏の気温上昇により鉄道の変電機に不調が生じトラブルがおきている。昨日Network Rail社の利用客に説明をした。この異常気象に耐えうるシステムを作っていく必要がある。
ウィンブルドンで行なわれているテニス大会、ローズで行なわれているクリケット大会も大雨による影響をうけているという。
Guardian
http://www.guardian.co.uk/uk/2011/jun/28/flood-alert-britain-storms