ビデオチャットサービスが開始
米時間7月6日、ソーシャルネットワーキングサービスFacebookは、インターネット通信大手Skypeと連携し、新たにビデオチャットサービスの提供を始めると発表した。まずは個人同士のビデオチャットに限定してのサービス提供となる。
FacebookのザッカーバーグCEOは、同時に、同社のユーザー数が現在7億5000万人に達していることも明らかにしたという。スカイプにとっても、現在ユーザー数はおよそ1億4500万人であるから、今回の提携はさらなる利用拡大の大きな足がかりとなる可能性が高い。
グループメッセージ機能も追加され、さらに広がるコミュニケーション
このほか、Facebookは、これまでの個人同士のテキストチャットだけでなく、複数メンバーでもやり取りができる機能、グループメッセージ機能も追加することを合わせて発表した。
今回の発表の背景には、先日、検索大手Googleが新SNS「グーグルプラス」を対抗策として発表していることがあると見る向きが強い。たしかにこうしたサービス拡充で、追撃する諸勢力を引き離したい考えはあるのだろう。
Twitterに比べると、日本では緩やかな広がりにとどまるFacebookだが、こうした機能拡充を受けて、ユーザー数が拡大する可能性もある。徐々に存在感を増していくFacebookの今後には、やはり目が離せない。
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