松本復興相、なぜか「上から目線」
3日、被災地の岩手県、宮城県を訪れた際に、「
知恵を出さないやつは助けない」、「
県でコンセンサスを得ろよ」など、傍若無人な発言を連発した
松本龍“前”復興担当相。4日には、
被災地の皆さんを傷つけたということがあれば、おわびを申し上げたい
と、記者会見したものの、いったん口にしてしまったことは、そう易々とは消えるものではない。
村井嘉浩宮城県知事は、
国と地方自治体に主従関係はない
と、不快感をあらわにした。
「書いたら終わり」マスコミに脅し文句
また、
松本前復興相は、自身よりも
村井知事が遅れて到着したことに対し、「お客さんが入ってくる時は、自分が(先に)入ってからお客さんを呼べ」と
知事を叱責、その発言後、取材陣に向かっては、
最後の言葉はオフレコです、いいですか、みなさん。書いたらその社は終わりですからね
と、ヤクザも真っ青な
脅し文句を突きつけた。
しかし、一連の
松本前復興相の言動が波紋を呼び、オフレコどころか、
YouTubeでは、このシーンがたちまち拡散、「上から目線」の命令口調に対する疑問や、被災地の人間をなめるな、など
不満が噴出している。
またもや国会の火種、またもや被災地置き去り
「
オフレコ」ということについては、
世耕弘成自民党参院議員が、
「オフレコ」にはルールがあります。まず「ここからはオフレコだ」と先に宣言すること。(略)昨日の松本大臣のやり方ではオフレコは成立しません。
とツイート、また、
山本一太自民党参院議員も、
「マスコミへの恫喝」には呆れた。HPのメールには、「大臣を辞めさせろ!」という怒りのメールが殺到!
と、すっかり呆れ顔だ。
この件に関して野党は、
菅直人首相の
任命責任も追求する考えで、またもや国会は一波乱ありそうだ。いつになったら、
被災地の復旧・復興というただ一点の目標に向かって、与野党の足並みが揃うのか。なんとも情けない政府の“ていたらく”である。
毎日.jp
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20110705ddlk04040089000c.html世耕弘成 on
Twitter山本一太 on
Twitter[知事を叱責、マスコミには脅し文句 松本龍復興相]